昨日は、盛岡タウン形成外科クリニックでわきが多汗症の手術を担当させていただきました。
わきが多汗症の手術では、下記イラストにある、においの元であるアポクリン汗腺と汗の元であるエクリン汗腺を医師が直接目で確認して外科的に切除します。
アポクリン汗腺てなに?エクリン汗腺てどんなん??という方も多いと思うので、今回はアポクリン汗腺とエクリン汗腺の画像を紹介させていただきます。画像掲載を許可してくださった患者さんに感謝です。
人によっては刺激の強い画像と感じる方もおられるかもしれませんので、苦手な方はここでページから離脱してください。(少し下にスクロールすると画像がでてきます)
わきの皮膚を切開して裏返しの状態にした画像がこちらです。
オレンジ色や黄色に見えている部分がアポクリン汗腺、エクリン汗腺、結合組織です。黒い斑点はわきの毛の毛根です。
わきが多汗症の手術では、これらの部分を全部取り切ります。切除した後の状態がこちらです。
オレンジ色や黄色の部分がなくなっているのがわかると思います。これでこの部分は汗の元、においの元がなくなった状態となっています。
白っぽいぷつぷつは皮脂腺です。手術では皮脂腺も一部切除されますので、黄ばみを気にしている方の場合はわきの黄ばみの改善も期待できます。
わきにあるアポクリン汗腺、エクリン汗腺を取り残しがないように全部取り切って手術は終了となります。
時々患者さんからの質問で、『自分は程度が強いから手術を受けても治るか心配・・・』『再発することはないか?』と聞かれることがありますが、
手術ではにおいの元、汗の元をしっかり取り除くので治療で得られた効果は永久に続きます。つまり、きちんとした治療をうければ効果は確実で再発もあり得ないといえます。
わきが多汗症の手術後は抜糸(手術後7~10日目)まではシャワーを浴びることができないのですが、手術を受けた方はわきの下を抜糸の日まで1回も洗っていないのにワキガのニオイがしないことに気づくはずです。
治療効果は手術当日から出ており、今後はずっとニオイや汗のことで悩むことはなくなります。
効果の高いわきが多汗症の根治手術ですが、手術後に安静が必要な時期がある、傷跡がのこる、リスクがゼロとは言えないなどの注意点もあります。
わきが多汗症の根治手術をうけるときに知っておくべき注意点については過去記事がありますので、興味のある方はこちらも読んでみてください。
わきのにおいや汗の悩みは大変デリケートな内容ですから、家族にも相談できないという方もおられるかと思います。
わきがや多汗症は病気ではなく体質であるため、わきのニオイや汗のことを気にしていない人には理解してもらうことができず、一人で悩んでいる人も多いんですね。
根治的な治療は手術しかありません。手術ですから気軽に受けられますよとは言えませんが、本気で治したいと考えている人にとってはとても良い治療であることも事実です。
ネットで治療法を調べてみるといろいろな方法が出てきてどの情報を信じればいいのかわからない方もおられると思います。
タウン形成外科クリニックではわきのニオイや汗のことで悩んでいる方の力になるよう、最善の方法を提案させていただきますので、まずはカウンセリングを受けに来てみてください。カウンセリングや診察は無料です。
カウンセリングも予約制ですので、お越しくださる際は予約をお願いいたします。ネット予約も可能です。お待ちしております。