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【バストを大きくする】ヒアルロン酸注射による豊胸術をうける時の注意点

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ヒアルロン酸注射による豊胸術は、ヒアルロン酸製剤をバストに注射することで胸を大きくする治療です。

 

ヒアルロン酸注射の豊胸術はシリコンや脂肪注入による豊胸手術とは違い、手術ではなく処置といえる施術なので気軽に受けやすいと言えます。

 

ではここで、ヒアルロン酸注入による豊胸術をうけてくれたモニター患者さんの画像を紹介いたします。こちらが治療前の状態です。

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こちらが治療後1ヶ月の状態です。片側80ccのヒアルロン酸を注入しました。 

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横から見た状態もご覧いただきましょう。こちらが治療前で、

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治療後1ヶ月の状態がこちらです。全体的に張りが出てボリュームアップしており、ご満足くださっています。

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ヒアルロン酸注射による豊胸術の特長を言いますと、

  • 治療時間は30分程度
  • 局所麻酔のみでうけられる
  • 手術に比べるとダウンタイムがかなり軽い
  • 治療後2週間ほどで仕上がりが得られる
  • 傷あとがのこらない

などのメリットがあります。その一方、前もって知っておくべき注意点もあります。

 

ヒアルロン酸注射による豊胸術をうける時の注意点

 

①効果が永久でなく継続的に治療を受ける必要がある

注入されたヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されてなくなっていくので、治療効果を維持するためには定期的に治療を受ける必要があります。

 

豊胸術に使用するヒアルロン酸は比較的長く効果が続くほうですが、それでも年に1回くらいのペースで再治療をうけることになります。

 

タウン形成外科クリニックでヒアルロン酸豊胸を受ける場合、10ccで34,000円(税別)ですから、上記モニター患者さんのように両側で160ccのヒアルロン酸を使うと、治療費として毎年544,000円かかるということになります。

 

シリコンや脂肪注入による豊胸手術より治療費は安いですが、長期的に見ると割高になることを知っておく必要があります。

 

②しこりができる可能性がある

注入されたヒアルロン酸のまわりに体内で被膜が形成され、吸収されずにしこりとして触れることがあります。

 

ただしこれはまれなケースですのでそれほど心配する必要はないのですが、大量のヒアルロン酸注入(片側200cc以上)を行うとしこりができる確率が高くなるので注入量に注意が必要です。

 

しこりができた場合でも将来的に乳がんの原因になるなどのリスクはゼロですのでご安心ください。

 

しかし、しこりを触れる状態になるのは心地が良いものではないでしょうから、ヒアルロン酸豊胸をうけるときは『今より少しボリュームを出す』程度の治療目標にとどめておくのが安心だと思います。

 

③治療直後は触ると少し硬い感じがある

ほうれい線や眉間のしわを改善させるためのヒアルロン酸注射や、涙袋を作ったり鼻筋を通すためのヒアルロン酸注射の場合は処置直後に治療効果が実感でき、メイクをすればほぼ仕上がりの状態になります。

 

そのため、過去に顔のヒアルロン酸注射をうけたことがある人はヒアルロン酸豊胸も同じように直後から治療効果を得られると誤解する人がいるかもしれません。

 

しかしヒアルロン酸豊胸をうけた直後のバストには腫れやむくみが出ており、触ると硬い感じがあるのですぐに仕上がりの状態になるわけではありません。

 

シリコンや脂肪注入による豊胸手術にくらべるとダウンタイムが短く、仕上がりまでの期間も短いということであってダウンタイムがないわけではないので注意してください。

 

イベントのためにバストにボリュームを持たせたいという方はできればイベントの1か月前、最短でもイベントの2週間前にはヒアルロン酸注射を受けておくことをおすすめします。

 

以上、ヒアルロン酸豊胸をうけるときの注意点を説明させていただきました。参考にしてください。