脂肪吸引でいちばん人気のある部分はどこだと思いますか?
お腹!と思った人が多いのではないでしょうか。でも違うんです。いちばん人気があるのは太もも、次に二の腕、お腹は3番目なんです。
太ももや二の腕は自力でダイエットを頑張っても細くするのが難しい部分なので脂肪吸引を決断する人が多いということだと思います。
二の腕が細くなると、上半身全体がスラっと見えるようになります。今回はそれを症例写真で確認してみましょう。
こちらは二の腕の脂肪吸引をモニターとしてうけてくれた患者さんです。左が脂肪吸引前、右が脂肪吸引後です。二の腕の横が外側にふくらんでいたのが、脂肪吸引後はふくらみがなくなって細くなりました。それと同時に、腕の丸みが取れたので上半身がスッキリ見えるようになりました。
他のモニター患者さんの画像も見てみましょう。左がビフォー、右がアフターです。二の腕の脂肪吸引により、肩からひじまでの二の腕全体の余分な脂肪がなくました。(この方はお腹の脂肪吸引も同時に行ったのでお腹もスッキリしています)そして、バストの大きさは変わっていないはずなのに、腕がスッキリしたので相対的にバストが大きく見えるようになり、上半身全体が女性らしい華奢な感じになりました。
上記二人のモニター患者さんはクリニックで用意したモニター患者さん用の下着を着用してもらって撮影しました。
最後に、私服だと治療前後でどういう変化になるのかを見るために、私服で撮影した別のモニター患者さんの写真をごらんいただきます。左が脂肪吸引前、右が脂肪吸引後です。
これを見ると、脂肪吸引後は腕が細くなってTシャツの腕周りに余裕ができるようになったのがわかりますが、それ以上に上半身全体のシルエットが改善しているのがわかります。ちなみにこの患者さんは二の腕の脂肪吸引しかしていません。背中やウエストの脂肪吸引を同時に行ったりはしていないんです。
二の腕の脂肪吸引をうけるときは、肩からひじまでの二の腕全体の脂肪吸引をうけてください。“ふりそで”と呼ばれる二の腕の下の部分だけの脂肪吸引をうけても上半身のシルエットは変わりません。
そして、『背中の脂肪吸引を同時にしないと効果がありませんよ』と説明して背中の脂肪吸引を同時にうけるように勧めてくるクリニックもあるようですが、そのようなことはありません。二の腕の脂肪吸引だけで上半身がキレイに見えるようになる人がほとんどです。
クリニックによっては二の腕の脂肪吸引の範囲がふりそでの部分、肩の部分、外側のでっぱりの部分という風に細かく区切られていて、何も言わないとふりそでの部分しかやってくれないところもあります。
なので、美容外科クリニックに二の腕の脂肪吸引の相談に行った時は担当医に手術範囲の確認を必ずおこなってください。
二の腕の脂肪吸引をうける時は、二の腕全体を範囲に含んだ治療プランを申し込むべきだと思います。予算的にそれが難しい場合は、今うけられる範囲をまずは受けるのでなく、不足分は医療ローンを使うか、手術を延期してお金をためてから受けるべきです。
タウン形成外科クリニックで二の腕の脂肪吸引をうける場合、圧迫下着や血液検査、麻酔代など治療にかかる総費用は27万円~60万円(税別)です。カウンセリングは無料です。ネット予約も可能です。
脂肪吸引を受けたあとは腫れや青あざ、むくみが出る時期があり、ダウンタイムを乗り越えると約1ヶ月後には効果を実感できるようになります。脂肪吸引のダウンタイムについては過去記事があります。詳しく知りたい方はぜひお読みになってみてください。
そして、ぼこぼこになる、傷跡が目立つなどのリスクについても前もって知っていただきたいと思っています。脂肪吸引のリスクについての過去記事もぜひ目を通しておいてください。