美容外科クリニックではたらく医師のブログ

現役美容外科医のお仕事と日常生活

太り気味の人が脂肪吸引をうけたらどこまで細くなれる?

f:id:fujiikazuhisa:20191221163218j:plain


脂肪吸引をうければ、どんな体型の方でもモデル並みのプロポーションを手に入れられるかというと、残念ながらそのようなことはありません・・・

 

脂肪吸引をうければ、どんな体型の人も今より細くなれますと約束できるのですが、どこまで細くなれるかは患者さんによって個人差が大きいんです。

 

そこで今回は、太り気味の方がお腹の脂肪吸引をうけた場合の変化について解説させていただきます。

 

日本肥満学会の定めた肥満の基準は、BMI(body mass index)が25以上とされています。

 

BMIは体重(kg)÷身長(m)の二乗で計算しますので、たとえば体重60kg、身長160cmの方のBMIは、60÷(1.6×1.6)=23.44となります。

 

ちなみに、身長160cmの方の体重が64kg以上になるとBMIが25を超えるので肥満体重となります。

 

ご自身のBMIはいくつですか?BMIが18.5未満はやせ、18.5~25未満がふつう、25以上が肥満に分類されます。

 

参考までに僕は、身長168cm、体重78kgですのでBMIは27.66。ただのデブでございます。さーせん・・・

 

それはお仕置き、それはさておき、BMIが25以上のひとが脂肪吸引をうけるとどのくらいまで細くなれるかというと、元々ついている脂肪量が多いので脂肪吸引で細くなれますが、細くなっても普通体型よりは“まだ大きいレベル”なのが実情です。

 

ここで、モニター患者さんの画像を紹介いたします。お腹とウエストの脂肪吸引をうけてくれた患者さんです。左が脂肪吸引前、右が脂肪吸引後です。

 

立っている状態と座った状態ではお腹のでっぱりの見え方が着席のほうが目立つことが多いので、今回の患者さんには椅子に座った状態で術前術後の写真を撮影させていただきました。

f:id:fujiikazuhisa:20191221164545j:plain

椅子に座った状態で撮影したせいで脂肪吸引前は三段に見えていたお腹が、脂肪吸引後はスラっと見えるようになりました。脂肪吸引によってしっかりと細くなったといってよいと思います。

 

しかし、手術後は普通体型になれたかというとそうではなくて、どちらかというとまだ太り気味の状態と言えます。

 

このように、脂肪吸引の効果には限界があり、自由自在の細さになれるわけではありませんし、以下のようなマイナス面もあります。

 

お腹の脂肪吸引の場合、手術後1,2週間は腫れや内出血が出る時期があり、1ヶ月目はお腹の皮膚が硬い感じや凹凸ができることもあります。仕上がりの状態に落ち着くまでは早くても3か月、通常は6か月以上の期間が必要です。

 

そしてまれに傷口の治りが遅かったり、腫れが引くのに時間がかかって追加治療が必要になる可能性があります。(実際にはかなりレアなケースです)

 

治療費もタウン形成外科クリニックの場合、75~190万円(税別)なので決して安い治療とはいえません。

 

脂肪吸引は高額な治療費がかかる、ダウンタイムやリスクがあるなどのマイナス面もありますが、脂肪吸引をうけてくれた患者さんのほとんどの方は満足してくださっていて、患者さん満足度の高い治療メニューの一つであることも事実です。

 

カウンセリングでは患者さんから希望を教えてもらって、治療によってご希望の効果が得られるかどうかを説明させていただきますのでまずはカウンセリングにお越しになってみてください。

 

脂肪吸引の効果のでかたには個人差があり、効果が出やすい人のタイプを解説した過去記事があります。こちらも参考になさってみてください。

www.fujiikazuhisa.com

 

カウンセリングをご希望の方はこちらからネット予約も可能です。お待ちしております。

www.keisei.ne.jp