脂肪吸引の効果のでかたには個人差があります。
以下の4点を満たしているひとは、お腹の脂肪吸引で効果が出やすいといえます。
- 内臓脂肪が少ない
- 皮膚に張りがあってたるみがない
- 腹筋が発達している
- 姿勢がよく体幹筋が発達している
脂肪吸引をうけて効果が出るタイプについて説明した過去記事があります。よかったらこちらもあとで読んでみてください。
では、お腹にたるみがある人は脂肪吸引をうけても意味がないのでしょうか?今回はお腹にたるみがある人が脂肪吸引をうけた場合の効果について、モニター写真を用いて説明させていただきます。
まずはこちらの画像をご覧ください。お腹とウエストの脂肪吸引を受けてくれたモニター患者さんの手術前の状態です。下腹部には肉割れがあり、おへその周りの皮膚にたるみがあってしわが寄っているのがわかります。
お腹にたるみがある人が脂肪吸引をうける場合に前もって知っておくべき注意点は以下の2点です。
- 皮膚に張りがある人と比べると治療効果が劣る
- 手術前よりもたるみが悪化することがある
つまり、
- 今より細くなれるけれどクリニックの症例写真に出ている人のようにはなれない
- 細くなるかわりに今より少したるみが出ることを受け入れないといけない
では、先ほどのモニター患者さんが脂肪吸引を受けてどうなったかを写真で見てみましょう。こちらが脂肪吸引前の状態で、
こちらが脂肪吸引後です。
脂肪吸引後は術前よりくびれがわかるようになりました。余分な脂肪がなくなったので細くもなっています。そのかわり、おへそ周囲の皮膚は術前よりもたるみが出ています。
このように、皮膚にたるみがある患者さんの場合は治療効果に限界があり、治療効果のメリットだけでなくデメリットの部分も受け入れていただく必要があります。
脂肪吸引をうけるとたるみのあるなしにかかわらず全員に起こる手術後の腫れや青あざ、痛みなどのダウンタイムの時期があり、傷跡が目立つなどのリスクもあります。ダウンタイム、リスクについては過去記事がありますので参考にしてください。
たるみの程度には個人差があるため、治療が向いているかどうかは医師の診察をうけて判断してもらう必要があります。
カウンセリングにお越しいただきますと、たるみの程度を診察させていただいて脂肪吸引が向いているかどうかを説明させていただくことが可能です。カウンセリングは無料です。ネット予約も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
タウン形成外科クリニックでお腹全体とウエスト(腰)の脂肪吸引をうける際の費用は75~190万円(税別)となっています。