今日と明日は郡山タウン形成外科クリニック勤務でございます。クリニックはJR郡山駅の目の前です。
本日は、1か月前に太ももとふくらはぎの脂肪吸引を受けてくれた患者さんが1か月検診の診察にお越しくださいました。手術時の記事はこちら。
脂肪吸引後1ヶ月目はまだ完成の状態ではありませんが、腫れや内出血はひいていて細さは実感できるようになっている時期です。本日の患者さんも細くなったことがわかると言ってくださっています。
脂肪吸引後1か月目の一般的な状態はというと、
- 細くなったことはわかる
- 腫れはないがむくみが残っている
- 触ると硬い部分がある
- さわると凹凸になっている部分がある
- 傷あとはまだ赤い
- 皮膚に色素沈着が出ている
- ところどころにしびれ感がある
むくみや硬さ、凹凸や傷跡の赤み、肌の色調や感覚の違和感はこれから時間とともに治っていきます。
術後1か月目までは患部を圧迫下着できちんと圧迫することが重要でしたが、今後は圧迫を続けてもやめてもどっちでもよくなります。むくみが気になる方は圧迫を続けたほうが早くよくなりますし、硬さも早くなくなります。
さわると硬い部分はマッサージをすることで早く自然な状態に落ち着きますが、マッサージをしなくてもいずれ完成の時はやってくるのでマッサージはやらないといけないケアではありません。
つまり、脂肪吸引後1ヶ月が経過すれば、あとは仕上がりを待つだけでOKです。
では、今回もブログ用に画像使用の許可をいただけましたので、脂肪吸引前と1ヶ月目の画像を紹介させていただきます。ご協力ありがとうございます。
こちらが脂肪吸引前の状態で、
こちらが本日の状態。1ヶ月目。
後ろから見た状態もどうぞ。こちらが脂肪吸引前で、
こちらが1ヶ月目の状態。
脂肪吸引から1ヶ月しか経っていなくても、すでに細くなっているのをご理解いただけると思います。と同時に、肌に色素沈着が起きていて手術前より肌が汚くなったように見えますが、これは今後改善していきます。
本日の患者さんは術後指導を完璧に守ってくださいましたので、現時点までの経過はたいへん順調でした。完成までは早くてもあと2ヶ月はかかりますが、きっと仕上がりにご満足いただけると思います。もうしばらくお時間をください。
ダイエットを頑張ったとしても1ヶ月後に明らかな成果が出るケースは少ないのに対し、脂肪吸引であれば1ヶ月目はまだ完成とはほど遠い状態であるにもかかわらず明らかに細くなったことがわかるようになります。
そういう点は脂肪吸引の素晴らしい部分ですが、術後に腫れや痛みがでる時期があったり、麻酔事故や血腫などの合併症が生じるリスクが絶対にないとは言い切れません。
脂肪吸引をうけるのであれば、ダウンタイムやリスクについての正しい知識も持ったうえでお受けいただくべきと僕は考えています。
脂肪吸引のダウンタイムとリスクについては過去記事がありますので、まだ読んでいただいていない方はぜひお読みになってみてください。
タウン形成外科クリニックで下半身全体(太ももとお尻、ふくらはぎ)の脂肪吸引をうける場合の費用は142~215万円(税別)となっております。
1日で足全体の脂肪吸引をうけられるかどうかは患者さんの体格や手術当日の状況によって決まります。
術後の楽さを考えると太ももとふくらはぎの脂肪吸引は別々にうけるほうがいいのですが、ご希望があれば今回の患者さんのような治療スケジュールを立てることができますのでカウンセリングの際におっしゃってください。
タウン形成外科クリニックはカウンセリングも予約制となっております。ネット予約も可能です。お待ちしております。