美容外科クリニックではたらく医師のブログ

現役美容外科医のお仕事と日常生活

【下まぶたのクマ治療】医者の言うことが正しいとは限らないっていう話

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こんにちは。きのうは郡山院勤務が終わったあと、八戸に移動してきました。郡山も寒かったですが八戸は耳がちぎれるほど寒いです。今日と明日は八戸院で勤務させていただきます。がんばります。

 

で、今日は下まぶたのクマが気になるということで、1か月前に下まぶたの脂肪取りの手術を受けてくださった患者さんが経過観察の診察にお越しくださいました。

 

モニターとして受けてくださいましたので画像を紹介させていただきます。まずは治療前の患者さんの状態をご覧ください。

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患者さんはカウンセリング時に切らない方法で“目の下のクマ”を治したいとおっしゃっいました。

 

しかし、美容外科医歴22年の僕から見ると、今回の患者さんの場合、切らない方法では目の下のクマは改善できても、下まぶたにしわやたるみが今より増えたように見えてしまうので、下まぶたの脂肪取りとたるみ取り、つまり、切る方法による治療でないと最大限の効果を引き出せないと診断しました。

 

でも、患者さんはどうしても切らない方法(下まぶたの脂肪取りのみ)を希望されました。

 

こういう時、医師はすごく悩むんです。切らない方法でやって案の定、喜んでもらえないのは困るし、かといって患者さんが望んでいない方法を受けさせるのはかわいそうですし。

 

で、切る方法のメリット、デメリット、切らない方法の治療効果の限界を全部説明した結果、患者さんは切らない方法を選択されました。

 

手術をしている時も僕としてはやっぱり切ったほうがいいよな・・・と思いましたが、患者さんの決断を尊重して切らない方法による下まぶたの脂肪取りの手術を精一杯行いました。もう一度手術前の状態をご覧ください。

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 そして1か月後の現在の状態がこちらです。

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 結果に患者さんはとても喜んでくださいました。僕たちプロから見ると、たるみ取りの手術を併用すればもっと高い効果を出すことができたのに・・・という思いもありますが、患者さんが満足してくれることが私たちの望みなのですから、これでいいんです。

 

そう考えると、カウンセリングで医師が、専門家の立場から患者さんのためを思って提案したことでも、それが患者さんにとって100%正しい答えとは限らないってことですよね。

 

だからみなさん、カウンセリングでの医師の説明は信じていただきたいのですが、すべてをじぶんが受け入れる必要はなくて、ご自身の意見もぜひ医師に話すことをおすすめします。

 

ちなみに、目を閉じた状態の手術前はこんな感じで、

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1か月後はこうなりました。クマがなくなってスッキリです。

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で、患者さんは今回の手術ではたるみは改善できないことを前もって知ってくださっていましたが、たるみを気にされていないわけではありませんでした。

 

今後どうしてもたるみが気になるときは、下まぶたのたるみ取りの手術をうけていただくとさらにスッキリさせることができます。

 

下まぶたの脂肪取りは皮膚を切らずに治療ができます。手術時間は両側で30~40分でおわり、その日からメイクも可能ですから、会社や学校を休む必要もありません。

 

でも、かんたんとは言え手術ですから、腫れやむくみ、青あざがでるリスクはありますが、メイクでカバーできる程度と考えていただいて大丈夫です。

 

治療費は両側で25万円(税別)となっております。当日の予約状況にもよりますが、カウンセリング後の当日治療も可能ですので、お気軽にお問合せください。