特集【脂肪吸引の手術ってどうやるの?】の第2回、今回は手術前のマーキングについて説明します。
- 血液検査
- 手術前のマーキング
- 麻酔
- 皮膚切開とWET法
- 脂肪を吸引する
- 圧迫する
手術日を決めたら健康チェックのために血液検査をうけ、検査結果に問題がなければ予定通り脂肪吸引の手術を受けることができます。
手術当日は脂肪吸引をする部分にはじめに担当医がマーキングをします。
マーキングは脂肪を取る部分と残す部分を明確にして、より高い効果を出すために絶対に必要な工程です。マーキングなしに脂肪吸引の手術を行うことはありえません。
マーキングの仕方は医師によって違いがあります。マーキング次第で脂肪吸引の結果は変わってきますので、カウンセリングの際にどのような治療方針で脂肪吸引をおこなうかを事前に担当医と話しておくようにしてください。
カウンセリングの時に医師に聞くべきことがわかるようになる過去記事はこちら。
二の腕の脂肪吸引のマーキング例
お腹の脂肪吸引のマーキング例
太ももの脂肪吸引のマーキング例
ふくらはぎの脂肪吸引のマーキング例
マーキングは必ず患者さんに立ってもらった状態でおこないます。その理由は、立った状態とベッドに横になった状態ではシルエットの見え方が変わるので、立った状態での脂肪のつき具合でマーキングをしておかないと後でわからなくなるからです。
そのため、“ベッドに横になった時にマーキングをするから立った状態ではマーキングしなくても大丈夫”などといって手術準備を進められた場合は、手術開始直前であってもその場で手術をキャンセルすべきだと思います。
マーキングがおわると、手術の準備がどんどん進められていきます。もし医師に確認しておきたいことがあったり、なにか不安なことがあれば、この時に担当医になんでも話すようにしましょう。
以上、特集【脂肪吸引の手術ってどうやるの?】第2回目をお届けしました。次回は『麻酔』について説明します。