みずどり。僕が中学生の時、担任の先生がクラスのみんなに、こんなことを話してくれました。
『池に鳥おるやろ?気持ちよさそうに動いとるやろ?』
『はたから見たら楽に動いとるように見えるけど、あいつらはなー!』
『あいつらは!水の下では必死に!、必死に足を動かして前に進んどるんや!』
僕はそれを聞いた時、自分を恥じました・・・。
それまでの僕は、頭がいい人は生まれつき頭がいいから勉強も苦労しなくてすむし、運動神経がいい人はうまれつきの才能があるから、それほど頑張らんでもうまいことやれるから楽でいいよなって思っていました。
でもそうじゃないんですよね。外から見たら余裕でやっているように見える人でも、ほんとうは、見えないところで必死で頑張ってるんだなって。
自分なりに頑張っているつもりなのに結果が出なくて、頑張ってもうまくいかない自分はなんて恵まれてないんだろう・・・と考えていた自分が恥ずかしくなったんです。
それからは考え方を改めましてね、結果が出ないのは努力がまだまだ足りないんだと。自分なりではダメなんだと。必死にならないと!って、藤井少年は気づいたわけですね。(わたくし、藤井と申します)
で、ある日。公園の池に水鳥がいるのを見つけたんです。
せんせいも言ってたけど、こいつら、楽にスイスイ動いてるように見えるけど、本当は水の下では必死で頑張ってるんだよな。で、水かきの様子を見てみると、、、
『すい~』
『スイ~』
『水~』
って・・・
めっちゃ気持ちよさそうやん!!
ぜんぜん、必死ちゃうやん!!
っていう。
っていうか、最後なんか背中に子供のせるくらい余裕あるやん!的な。
『先生、話が違うじゃないですか!』と藤井少年は傷つきましてね。(わたくし、藤井と申します)必死に頑張ってもあかんやんと。ていうか、必死に頑張ったら、かならずしぬんだからアカンやんと。
それからは考え方を改めましてね、必死に頑張るよりも正しい努力が大事だと考えるようになりました。
正しい努力とは、このまま進んでいけば必ず目標にたどり着けるという方法に取り組んで、プロセスが正しいかを確認しながら成果に焦点を定めて歩んでいくことをいうと僕は解釈しています。
取り組みがうまくいっていないと感じた場合は、方法が間違っているかもしれないと考えて軌道修正を図ります。
1回のトライでうまくいくことは少なく、何度もトライを繰り返しながら、最終的に目標にたどりつければそれでいい。僕はそう思っています。
なんだか難しい感じになってきましたので、具体例を挙げてみましょう。
僕は48歳。もうすぐ49歳。若いころに比べれば基礎代謝も落ちてきて太りやすくなりました。6パックを目指して筋トレをしているのに、実状は1パック。つまり、たいこ腹でございます。
で、やせるためには辛いもんを食べて汗をかいて代謝をあげようと。カレーを食べました。しかもプラス200円でカツカレーにしてたんぱく質も補給。
太りました・・・
で、揚げもんはあかんと気付きまして、チャーシュー麵。
太りました・・・
脂身が多いもんはあかんのやと気付きまして、貝やったらOKでしょ?とホタテラーメン。
太りました・・・
やっぱりヘルシーを目指すなら野菜や食物繊維メインじゃないとね!ってことで太宰ラーメン。新青森の駅で新幹線待ってる間にいっときました。
太りました。
太ったのがストレスになり、ストレス解消に寝る前にとんこつ醤油ギトギトラーメン。食べにいっときました。
めっちゃ太りました。
トライアンドエラーと言いますけれど、自分の場合はエラーアンドエラーですわ・・・。しくじり先生、俺みたいになるな!ですわ。。。